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株式会社Blueshipが安城市の給排水工事申請のデジタル化を支援

株式会社Blueship(本社:東京都渋谷区、代表取締役:慶松 大海、以下:Blueship)は、愛知県安城市がスタートアップ等民間企業と市職員が公民連携で課題解決をするプロジェクト「Urban Innovation ANJO」で挙げられている課題の1つである「給排水工事申請のオンライン化事業者、行政の負担軽減へ」の事業者に採択されました。

安城市では、家の新築工事などで発生する給排水工事件数は年間2,000件にも及ぶなか、給排水工事の事業者は来庁して紙で申請を行うなど、申請・処理業務の多くがアナログ作業となっています。事業者は工事の申請だけでなく、承認を受けた際や工事着手の際など工程ごとに来庁の必要があり、事業者と職員の双方の負担となっていました。

Blueshipは特別定額給付金の支給など、政策立案から業務実施までの期間が短いような業務のシステム化に取り組み、約20万世帯の定額給付金支給を下支えしています。自治体の課題に沿ったDXサービスを提供し、住民サービスの向上および自治体職員の負担軽減を支援しています。今回、安城市が目指す実現したい未来に共感し、Blueshipが有する知見を用いてこの課題解決に寄与するべくUrban Innovation ANJOへエントリーし採択に至りました。

Blueshipは特別定額給付金支給システムの構築などで得られた知見を活かし、給排水工事申請について申請から工事・検査までの手続きのオンライン化に取り組みます。これにより、これまで申請時だけでなく様々なタイミングで来庁が必要とされていた事業者の負担が減り、いつでもどこでも工事の申請をWEB上で完結することができるようになります。

また本プロジェクトでは、ServiceNowが提供するデジタルプラットフォームNow Platform®*を活用し、事業者側のオンライン申請だけでなく、工事に関わる申請・審査・決裁・請求など一連のワークフロー(業務の流れ)を整流化・可視化することで、事業者側、自治体職員側双方の負担を軽減いたします。

これにより、市職員は広報活動など重要施策へ注力し、上下水道事業に関する認知度向上やサービス向上のための活動時間を捻出できるようになります。

 

今後、実証結果を元に本格運用に向けて改善や追加機能の搭載を行うことで、愛知県内の他自治体並びに全国自治体の上下水道事業へのサービス展開を目指します。当社は今後も自治体の課題や悩みに寄り添ったより良いサービスを提供し、ご期待に添えるよう尽力いたします。

 

安城市の公民連携プロジェクトについては下記をご参照ください。
https://www.city.anjo.aichi.jp/event/kouminrenkeipurojekuto.html

 

*ServiceNowおよびNow Platformは、ServiceNow, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

 

(2024/03/01追記)本実証実験について、2024年2月13日に終了報告会を行いました。
その時の様子はこちらをご確認ください。

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